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アメリカと比べ成功率が半分に満たない歯科治療分野があるのはご存知ですか?

2018年12月15日

もし皆様が体調など悪くなった場合、症状にあわせて内科や整形外科、皮膚科、耳鼻科などを受診されると思いますが

実は歯の治療も大学病院等では細分化され専門化されています。

なじみのあるところでは歯の並びを治療する矯正科、

お口の中の悪性腫瘍や様々な粘膜疾患を扱う口腔外科、

お子様のむし歯治療などを行う小児歯科などがありますが

他にも歯周病科や補綴科などそれぞれの分野で

かなり専門性が高いので医科と同じように細分化されています。

 

その中で歯の神経や根の先にできる根尖性歯周炎という疾患を専門に扱う

「歯内療法科」という分野があります。

 

この分野は題名でも述べましたが、アメリカでの治療成功率と比べると日本は約半分と

大きく見劣りしており、現状でかなり遅れをとっている分野でもあります。

(歯の根の治療の成功率を高め温存することに全力を注ぐ下北沢井上デンタルクリニックでは

様々な取り組みをしておりますので合わせてこちらもご覧ください)

精密根管治療のご案内①

精密根管治療のご案内②

精密根管治療のご案内③

精密根管治療のご案内④

精密根管治療のご案内 ⑤

日本での根の治療(根管治療)の成績が向上しない理由はいくつかありますが、

歯を残すために本当に必要なこの分野の専門医を生み出す大学院教育システム自体が日本にはまだないことや

保険点数上の採算性の問題で歯科界全体で長く重要視されていなかったことにあると思います。

その証拠に最近では違いますが私が大学を卒業した15年前頃、

日本の各歯科大学ではこの分野の講座の閉鎖や他の科への合併が相次いでいました。

 

ただ、ここ10年前より難関のアメリカの歯科大学歯内療法科大学院専門課程を卒業しアメリカ歯内療法学会専門医を取得され

ご帰国された先生達が、日本でもパイオニアとしてご活躍されている影響で

一般開業医レベルでも歯を残すのに必要なこの「根管治療」に大きなパラダイムシフトが確実に起こりました。

先日参加してきた「米国歯内療法専門医日本協会セミナー」でも

下記の先生方が最新の知見を幅広くご講演されておりました。

 

新規 Microsoft PowerPoint プレゼンテーション (5)

厚生労働省が発表する歯科疾患実態調査でも

年々、各年代の歯の残存率が格段に

改善しつつある状況で、このような今まであまり

フォーカスされなかった分野の発展が

さらなる治療成績の向上として

皆様にダイレクトに還元されますよう

下北沢井上デンタルクリニックでもできるだけ患者様の歯を長く残すことに全力を注いで参ります。

この「根管治療」の分野でも世界基準で治療を受けて頂けるように様々な取り組みをしておりますので

何かご不安なことがございましたらご相談ください。

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