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精密根管治療のご案内④

2017年1月11日

下北沢井上デンタルクリニックでは、全てのケースにおいてみなさまの歯を可能な限り残し寿命を延ばすことを目標に治療を行っています。

「むし歯治療」や、「歯周病治療」「根管治療」など治療の中で頻度の多いこれらの治療を

いかに高いレベルで確実に行うかが、みなさまの歯の一本一本の寿命に直結していきます。

逆を返すと、みなさまにとっては一回一回のこれらの基本治療で高い良質な治療を受けていただくことこそが

歯の寿命を延ばすカギとなります。

 

今回も当院で行っている精密根管治療の特徴を御案内します。

 

【特徴④】次亜塩素酸ナトリウムとEDTA

前回のブログで、当院の精密根管治療の特徴の一つに、歯に優しい柔軟性の高いニッケルチタンファイルを使用しながら

歯の構造をできるだけ壊さないようにし、汚れて感染してしまった根管部分をお掃除していくとにあるとご案内しました。

 

その際問題となるのは、お掃除をして取り除いた汚れた細かい粉末状のカスが、根管部分の再感染のリスクを高めたり、

薬剤の消毒効果を減じたりする可能性があるということです。

その問題を解決するために、当院では「次亜塩素酸ナトリウム」と「EDTA」と言われる薬剤を使いながら

ニッケルチタンファイルと合わせて根管内をきれいにお掃除していきます。

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これらの薬剤を使用し、根管内をできるだけ無菌に近い状態に持っていくことが近年、この分野では非常に大切であると言われており、

それらの薬剤の濃度、温度、時間、量なども清掃性にかかわってくる重要なファクターなのですが、非常に専門的ですので

この場では割愛致します。

根管内は非常に複雑で、地中のアリの巣のような迷路になっているため、一度感染してしまった細菌を除去するのは

容易ではありません。

どの薬剤を使用し根管内を清掃するのが一番効果的か。

一見すると単純なことですが、使用する消毒剤で、その医院の根管治療に対する大まかなコンセプトが見えてきます。

「下北沢」で「世界的な標準治療」と言うと大げさかもしれませんが、いつもそんな気概で治療をさせていただいております。

 

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