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精密根管治療のご案内②

2016年12月26日

下北沢井上デンタルクリニックでは、みなさまの歯の寿命を延ばす治療に特に力をいれておりますが、

今回は、「根管治療」と言われる歯の根の内部の治療について詳しくお伝えしていきたいと思います。

 

 

当院の精密根管治療の大きな特徴は、

「徹底した無菌的な環境のもとで、世界的に行われている標準治療」

を広くご提供していることにあると言えます。

 

 

そもそも「根管治療」とは、むし歯が大きく進行し細菌が歯の中心部の空洞部分である歯髄腔(根管)にまで達した際に必要な処置を言います。

この歯の根の奥の方の根管部分は、地中のアリの巣のように複雑な形態になっており、なおかつ狭く細かいため我々歯科医師でも目視ができません。

この「見えない」という単純な事実が、0.数ミリ単位で結果を求められる「根管治療」自体の難易度を高めています。

盲目下での処置は、最新の歯科医療機器を駆使しても当然煩雑なステップの連続になり一回当たりの処置時間もかかりますので、

歯科医院によっては処置を簡略化したり、20年以上前の独自の理論で処置をする歯科医院が多い分野でもあります。

当院では以下に述べる世界標準の「根管治療」の特徴をルーティンで行うことによって

皆様の歯の寿命をできるだけ延ばせるよう務めております。

 

【特徴①】根管治療になくてはならない「ラバーダム防湿」

ラバーダム防湿とは、根管治療をする歯以外を薄いゴム製シートで覆いかぶせて

大量の細菌群が含まれる口腔内の唾液や血液による治療部位への感染を防止する道具です。

ラバーダムを使用することで、多種多様な口腔内細菌が根管内に侵入するのを防ぎ、

可及的に無菌的な処置を行うことが可能になります。

 

この分野で行われている研究の治療成績は全てラバーダム防湿をしてのデータになりますので

ラバーダム防湿をしていないということは、逆を返すと治療の成功率の低下をもたらす

直接的な原因にもなる可能性を秘めております。

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【特徴②】 治療精度を飛躍的に高める「高倍率ルーペ」

高倍率ルーペとは治療の際に高倍率で拡大するのに用いる道具です。

 

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人間の脳は約87%もの情報量を視覚から得て意思決定をしています。

歯科治療において、「見えている」か「見えていないか」は天と地ほどの違いとなります。

皆様の歯を長く持たせるために、すべての治療でキーラー・アンド・ワイナー社製5.5倍の高倍率ルーペを用いて成功率を高めます

 

 

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