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歯の神経を温存するために

2024年4月6日

歯の神経を温存しできるだけ歯の寿命を延ばすことに力を入れている
下北沢井上デンタルクリニックでは、
むし歯が深く歯の神経まで到達しそうな状況では
必ず事前にどのような方法でむし歯を処置し
神経を温存するか処理をする患者様と処置前に
十分ご相談するように心掛けています。

一般的にはむし歯を麻酔して削っていき、
歯の神経部分が見えると出血しますので
その状況で直接歯の神経の上に保護剤
(一般的にMTAと言われるお薬が使われますが)をいれるか、
そのまま神経を処理するかのパターンに分かれると思います。

下北沢井上デンタルクリニックでもMTAは積極的に使用しますが、
以前の他の神経保護剤よりは成功率が高くなっているとはいえ
それでも神経を温存できる確率は50%にも及びません。

最近では【Indirect Pulp Cappinng】という方法を取り入れて神経を保存するようにしています。
このやりかただとかなりの確率で歯の神経を温存でき寿命を延ばすことができます。

もちろんこのやり方にもメリットもあればデメリットもあるので
冒頭でお話ししたように、十分ご相談しどのような術式で治療するかは
最終的に患者様に決めていただいております。

Indirect Pulp Cappinngを適応するには術前の症状がない、封鎖性の高い密封性のよい
補綴物(歯の詰め物)を入れることが成功への前提条件となっておりますので、
症状がないにもかかわらず神経に近いむし歯がありますと言われたら、
早めに下北沢井上デンタルクリニックにご相談下さい。





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