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歯の残存数と寿命の関係が明らかに

2019年5月28日

歯は健康な方だと28本ありますが、実は歯の本数と寿命の関係性は

前々から関連があると言われておりましたが、

このほど米科学誌「Journal of Dental Research」に東北大学大学院歯学研究科の松山歯科医師らが

高齢期に保持できている歯の本数が多い人ほど、健康で長生きであることを発表しました。

 

この研究は日本老年学的評価研究が2010年に行った

全国24自治体の要介護認定を受けていない65歳以上の高齢者を

3年間追跡しデータを分析したものです。

 

その結果、歯が多いと、単に寿命が長いだけではなく、健康寿命も長く、

さらに要介護でいる期間も短いということが明かになりました。

その差は85歳以上で最も大きく開きがありました。

 

ここで大切なことは、できるだけ早い時期に、歯のメンテナンスや

歯の寿命を延ばすための治療を小さいむし歯の段階からしていただくことにあると思います。

 

以前にも述べましたが、最初のむし歯治療の際に、

どのタイミングでどのようなやり方でどのように治すかで

大げさかもしれませんが歯の一生が決まります。

 

歯の表層のエナメル質が治療によって失われれば失われるほど

歯の強度は落ち抜歯へと近づき寿命は短くなりますので

下北沢井上デンタルクリニックでは

小さいむし歯治療こそ慎重にあるべきと考えます。

 

お困りのことがありましたら是非ご相談下さい。

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